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Author:しま・しましま
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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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4月のうたの日に出した文語短歌 後半

フレンチフライポテトと無料Wi-Fiと 靴のつま先ぶつけあひつつ
「Wi-Fi」
モスバーガーでの軽いスケッチ風に。
なにもかも言い切らない軽い感じも面白いかなって。

閉架より森林浴のバスボムの香りを隠し君は来たりき
「隠」
図書館って森って感じですよね。
中でも閉架書庫は人が立ち入らない深い深い森。
ただ、このイメージって
普遍的なものなのか、
自分のオリジナルなのか、
あるいは誰かのオリジナルが頭に残っちゃったのか
それが分らなかったので、
ちょっと回り道して「君」の方に森をくっつけました。

迷ひ子の一人だらうか灯を消したのちも深夜の窓を打つ虫
「深夜」
かなぶん的な虫ならいいんだけど、
大きい蛾的な虫だと、
ちょっとおおっってなりますね。

何もかも遠き朧になつてゆく夜の花束腑分けせしとき
「花束」
「朧」と「腑分け」の「腑」が対になるような感じを
意識して漢字にしてみました。

スチールのメジャーテープのびゆるるんと夜の一部を巻き込みてゆく
「巻」
「びゆるるん」か「ゆるるん」か。
評を頂いて、
あー、たしかに他に旧仮名遣いに変換する箇所がないと
そうも読めるなぁって気付かされました。

好きなだけ泣かせておけよステンレスボウルのふえるわかめが言ひぬ
「泣」
昨日分に載せたマンホールのうたもそうですが、
セリフにあたる部分はどうしても口語にしておきたい。
スチールからのステンレス、という連想から出来たうたでした。

鮫の背のざらりざらりを跳び渡る兎はかくも磨り減つてゆく
「鮫」
鮫にどうアプローチしようか考えたんですが、
因幡の白兎にしました。
薔薇頂いてうれしかったです。

かさぶたの縁をめくりてハルゼミのまつすぐに降る森へ出でたり
「かさぶた」
実はずっとハルゼミで詠んでみたいなって思ってて、
それだけで満足。

夢叶へますの貼り紙誰ひとり開くことなき電話ボックスに
「叶」
♪4つというどちらかというと残念な結果だったんですが
ツイッターではいいねをたくさん貰って
そういうのも面白いなぁと思ったりしました。

蛇口より迸る湯よ放つとは大地へ戻すことではないか
「放」
「迸る(ほとばしる)」の勢いを借りました。

極めて重き告白である粉末カップスープのコーンもざはめくほどに
「極」
これ!うっかり「ざはめく」ってやっちゃったんですが、
「ざわめく」でいいんですよね。
あとから、あーやっちゃったってなったうたでした。
ちなみに
「極めて重き-告白である/粉末カップ-スープのコーンも/ざわめくほどに」
と、読んでもらえると嬉しいやつでした。

分かち合へぬ温度がありぬ水槽を隔て華やぐものたちの群
「水槽」
このうたも、初句を字余りさせてみました。
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