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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
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うたの日の感想(7月13日「午前12時/午後12時」)


7月13日のお題は「午前12時/午後12時」
OPEN1200回記念の特別回で、
一室のみの開催でした。
135人、135首ですよ。
沢山あって、
ちょっとうろたえてしまいました。
というか、むずかしかったですねぇ。
自分も投稿したので、
詠む方の難しさもそうなんですが、
選ぶのが難しかった。
お題に、敢えてなのか、「午前」「午後」とあったので、
それを感じさせるようなうたを選んだような気がします。

ハートを入れたうた。
おたまじゃくし先生さんの
もういまは午後12時でも開いてますぼくらのまちのセブンイレブン
セブンイレブンってその名の通り
7時から11時までの営業時間だったんですよね。
24時間営業じゃなくて。
「もういまは」って言っても、
随分いまさらな「もういまは」な気がしますが、
そこが妙に可笑しくて、
面白いうたって思いました。
ところで、
短歌にたまに登場する「ぼくら」
これ、わりとわたしが引っかかってしまうところなんですが、
「ぼくら」って
「ぼく」(主体)と誰を指してるんだろう……
って思うことがあります。
あきらかに、作中の場面の中にいるだろう人達と主体の「ぼくら」
の場合は全然大丈夫なんですが、
あれ?もしかして、この「ぼくら」に
読者であるわたしも含まれるんだろうか……
って思ったり、
いや、読者の中でも、
主体或いは作者と同世代に限定される場合もあるかな
って思いなおしたり。
で、なんとなくもやもやーっとしたりするんですが、
このうたの「ぼくら」は多分、
コンビニは24時間営業が当り前
という時代を生きるすべての人を含んでるような気がして、
その大らかさもいいなって思いました。
「午後12時」の「12」という数字の表記も
これは漢数字じゃないところが
「セブンイレブン」と合うなぁ。

♪を入れたうた。
七緒さんの
受話器から正午のチャイム御社にもそうか真昼はおんなじに来る
正午、つまり午前12時を詠まれたうたですね。
他社へ電話をしていて、
タイミング悪く正午にさしかかってしまって、
受話器の向うからお昼休みのチャイムが聞こえて来る、
みたいな情景でしょうか。
これはもう、「御社」が面白く効いてるなぁって思って、
とにかくそこが好きでした。
ちょうど、電話で「御社」「御社」って言ってたのが、
そのまま頭の中にも出てきちゃったみたいな
そんな面白さがあるなって思いました。

衣未(みみ)さんの
どこからが夢でどこから愛なのか午後12時きみの腕を噛む
午後12時、深夜の12時ですね。
恋人の腕の中で眠りながら、
その恋人の愛とか存在を
「噛む」っていう行為で確認してるような感じがして、
官能的ですてきだなって思いました。
「どこからが夢でどこから愛なのか」
っていう上の句もすてきですよね。
まるで夢と愛が一続きになってるかのような。
どこから「が」夢で
なので、
それに続くフレーズも
どこから「が」愛
ってなってると余計滑らかに感じるかもとか
ちょっと思ったりもしました。

小川けいとさんの
いさぎよい人になりたい深夜十二時カツ丼をきれいに食べる
うわー、これは潔い!
って思ったうたでした。
めちゃ歯切れいいですよね。
声に出して読みたい歯切れよさ。
iの音の多用の所為なのか、
「カツ丼をきれいに」のカ行の切れ味なのか、
「なりたい」「食べる」という
シンプルな言い切りを重ねてある所為なのか。

さはらやさんの
もうすぐに午後12時のアラームが鳴ってケーキは消ゴムに戻る
状況がいまひとつはっきりしないんですが、
午後12時にアラームをセットしていることと、
「消しゴム」があるということから、
何か試験勉強とかしているところなのかなって思います。
「もうすぐに」ってあるから、
まだアラームは鳴ってはいなくて、
夢の中でケーキを前にしている最中じゃないかと思うんだけど、
なのにもう夢の中でさえ、
夢の終りを予感してる
っていうところがなんかいいな、
好きだなって思いました。
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