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しま・しましま

Author:しま・しましま
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しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日の人々 <木蓮さん>

木蓮さんは、
ほのかに切なさが感じられる恋のうたが多いっていうイメージがあるんですが、
わたしが特に好きだなって思ううたを選んだとき、
家族を詠まれたうた、自分自身を詠まれたうたが多くなっちゃったなって感じです。
もちろんこの「自分自身」というのは作者木蓮さん自身と言う訳ではなくて、
作中主体自身、ということではありますが、
多分に作者木蓮さんの投影のある主人公なんじゃないかなって気がします。


2016年06月20日『海苔』
試合の朝息子に握るおむすびは海苔を巻くにも気合いが入る
子供との関わりを詠まれたうた、好きなうたが沢山あって、
今回も他にもつい選んじゃったんですが、明るくて勢いがあって、
ユーモアがあってホント気持がいいんですよね。
「試合の朝」はもちろん息子さんの試合で、
おむすびはその息子さんへ持たせるものだけど、
当の息子さんに気合を入れるんじゃなくて、「海苔を巻くにも気合いが入る」って、
自分に気合入れてるとか、いいな、朝からすてきな家庭だなぁって思います。

2016年07月10日『自由詠』
ああ急に解き放たれた大空に翼の行方定まらずおり
「ああ」っていう言葉、感動詞ですが、
例えば漢字で書く「嗚呼」みたいな強い感動の「ああ」ではなくて、
思わず口から漏れたため息のような「ああ」って気がします。
何かの鳥が飛び立った瞬間を見つめる視線のようでもあり、
自分の翼の最初の羽ばたきに躊躇いつつも進んでいこうっていう
自身を詠まれたうたのようでもあって、すてきだなって思います。

2016年08月01日『雫』
霧けむる山の雫に魅せられた君が白馬と同化してゆく
このうた、ホント好きなうたのひとつです。
当ブログで感想を書かせてもらったんですが、
清らかで美しくて、主体の「あくがれ」みたいなものが漂ってていいんですよね。

2016年08月04日『兆』
夢叶う兆しのごとく君の乗る銀の機体が彩雲をゆく
これも美しい景が詠まれててすてき。
「彩雲」を「夢叶う兆し」だと見るところ、「君」が夢をかなえるために機上の人になるのを、
これもやっぱり一種の憧れを抱いて見送ってるんじゃないかとか想像が膨らみます。

2016年09月10日『自由詠』
もういっそ私が紅葉したくなる 秋が好きだとあなたが言うから
「もういっそ」の勢いがすごくいいなって思います。
「秋が好き」だって言うからってそう来る?っていう面白さと勢い、
楽しくて可愛くていいなって思います。

2016年10月03日『どや顔』
紅組でゴールテープを切った君 初のヒーローどや顔もよし!
可愛いといえば、このうたの親子もめちゃ可愛いです。
「試合の朝」のうたもそうですが、観戦しているお母さんの気合の漲り方がもう。
「どや顔もよし!」心の中でぐっと拳を固めてるお母さんが想像されて、
「どや顔」の君も可愛いけど、お母さん可愛すぎるよって感じ。

2016年10月27日『鎖帷子』
戦っております鎖帷子の代わりにヒートテックを着込んで
生きること、社会に出て何かしらの活動をすることは
多分すべて「戦い」なんだなぁって思います。
力強くてユーモアもあっていいなって思います。

2017年01月07日『七草』
せりなずなごぎょうはこべら口ずさむ母の粥にはまだかなわない
「白馬」のうたの感想を当ブログで書いたときに、
西東三鬼の
白馬を少女瀆れて下りにけむ
という俳句を引き合いに出したんですが、
この七草のうたは
坪内稔典の
せりなずなごぎょうはこべら母縮む
ほとけのざすずなすずしろ父ちびる
という二句を連想させます。
七草粥の味が母にはまだ敵わないというのは、
それが七草粥じゃなくても多くの人が思ったことがあるところだと思うんですが、
「せりなずなごぎょうはこべら口ずさむ」と
リズミカルに持ってきたところが楽しくてすてきだなって思いました。

2017年01月24日『うふふ』
春うふふいちごミルクを飲みほして孤独はちょっと隅においておく
わーなんてすてきな「うふふ」なんだろうって思います。
「春うふふ」です。しかも「いちごミルク」です。
それで孤独が消え去るわけではないところがシビアですが、
それでも「春うふふ」は
「ちょっと隅に」孤独を追いやってくれる力があるんだなぁって思いました。

2017年03月07日『7音以上の名詞』
君は今笑ってますか ふと白いナンジャモンジャノキを仰ぎ見る
このうたも当ブログで感想をかかせていただきました。
「ナンジャモンジャ」がいいですよね。
面白い名前ですが、ヒトツバタゴのこと。
あっこっちもちょっと変わった名前ではありますね。
うわーっとボリュームのある白い花のかたまりを見上げたのが先なのか、
「君」のことを考えたのが先なのか、
どちらにしても思いが湧き出す感じが
ナンジャモンジャの白い花と似合っててすてきだなって思います。
ちなみに、松江城にもナンジャモンジャの木があって、初夏に見頃になります。
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