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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日の人々 <ひぞのゆうこさん>

ひぞのゆうこさんは、正直にいうと、
うたの日のひと、というよりも
未来短歌会のひと、というイメージが強いです。
未来誌で拝見する作品とうたの日で拝見する作品では、
微妙に雰囲気が違うような気がしますが、
うたの日のややカジュアルに遊んだ感じも
ちゃんとひぞのさんらしさがあっていいなって思ってます。

2016年07月10日『自由詠』
ワンルームごろりゆううつ窓辺から突き刺してくる無邪気なひかり
一人暮らしの部屋でこうやって寝転んでいる自分を、
怠惰だと思ってしまう気持が、
どこか自分の中にあるのかなって思いました。
まるで窓から差し込む光までが
自分を責めているようにも思えるけど、
それは自分の気持がそう思わせるだけで、
本当は光は自分を責めたりはしてない。
自分自身でそれは分かっているんだけども
ついそんな風に感じてしまう
そういう歌意かなって思います。
結句の「無邪気なひかり」が印象的なフレーズで、
自分の敵というわけではないけど、
なんとなく、
申し訳ないけど今はそのひかりが疎ましいんだ
っていうような複雑な気持があるような気がします。

2016年11月13日『?』
疑問符を放つ速度を誤って僕らは答えを見付けられない
何にでもタイミングはあるけど、
特に正しい答えを貰うための疑問や質問は
そのタイミングが難しそうな気がします。
子供の頃であれば、
疑問を持った瞬間に口にすれば
誰かが答えてくれることもあるけど、
大人になるとなかなかそういう訳にもいかない
みたいな感じありますね。

2017年06月03日『ケース』
ケースバイケースと人は言うけれど、ミネラルウォーター飲み干す真夜に
「ケースバイケース」って
そんなの分かってても、
今、これだっていう正解が欲しい!
っていう渇望ってあるなぁって思います。
つまりこの場合はどうなの?
そこまで踏み込んで教えてはくれないの?
って思う時、
「ケースバイケース」って言葉はやや
切り捨てられたような
そんな言葉にも聞こえるような気がします。
そんな言葉が欲しいわけでもないし、
本当はこんな夜中にミネラルウォーターが飲みたいわけでもない
そんな辛さが感じられるうたって思います。

2017年08月12日『踏』
水溜まりきらめき止まぬ自意識を踏みつけてやる生き延びてやる
「きらめき」、
先にひいたうたもそうですが、
ひぞのさんのうたでは光に関することが、
プラスではなくてマイナス要因のように描かれることが
結構あるんだなって思います。
ほかにも、
「からだきらきら消えてなくなれ」と詠まれたうたもありました。
こういう読み方でいいのかなと
ちょっと自信はないんですが、
自傷してでも生き延びたい、みたいな
矛盾しているようで
その矛盾が切迫感があるような
そんな感じがします。
もっと強く強く自分を律したい、みたいな
そういう気持なのかな。
「踏みつけてやる生き延びてやる」のリズムが
強く印象に残るうたって思います。

2017年08月19日『風鈴』
ベランダに取り残された風鈴がひそかに揺れて泣きそうな空
「泣きそう」なのは、空模様だけじゃなくて、
「ベランダに取り残された風鈴」も、
そしてその風鈴に投影した自分自身なんだろうなって
そんな気がします。
「取り残された」というのは、
つまり誰からも見向きもされないさみしさ。
そのさみしささえ口に出来なくて、
「ひそかに揺れ」ることしか出来ないっていうのが
ずしっと胸に迫るうたって思いました。
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