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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日の人々 <井筒ふみさん>

井筒ふみさん(ふたりさん)は、チャレンジャーな人、というイメージ。
自分の短歌スタイルをぐいぐい模索してるなぁって気がします。
特に言葉遊び的な冒険が好きなのかなとも思いますが
どうなんでしょうか。

2016年02月16日『藍』
脱ぎ捨てたジーンズが昨夜の雨をとどめていて哀しくなる朝/ふたり
当ブログで感想をかかせてもらったうたですが、
破調、ですよね。
このうたに破調があっているかは
実のところわからなんですが、
破調なんだけど、魅力のあるうたって思います。
朝のジーンズの状況と主体のきもちしか
描かれてないんですが、
「脱ぎ捨てた」ジーンズ、「昨夜の」雨
というフレーズに
背景になる物語が広がるなぁって思います。
当時の感想でも書きましたが、
一晩ぐらいじゃ処理しきれない哀しさのモト、
みたいなものを再認識させられる
みたいな感じがいいなって思います。

2016年10月03日『だけ』
しましまのきれいな石を拾いましたそれが全ての夏の絵日記/ふたり
そうだ、
このうたはハートを入れさせてもらったんだなぁ
とか、
懐かしく思い出しながら改めて読んでます。
「しましまのきれいな石を拾いました」
それだけが
「夏の絵日記」の全てっていう、
ドラマ性のなさに、
いや、そんなことはないでしょう、
きっと絵日記には綴れなかった
深いドラマが背後にあるはず……
とか思っちゃって、
いろんな想像をしてしまうんですよね。
「拾いました」という終止形
「それが全て」ときっぱりと言い切ってるとこ、
「夏の絵日記」という結句の体言止め。
ホントもうそれだけ!それだけだから!
みたいな、
もうそれ以上は言わないよ
っていう潔さが好きなうたです。

2017年03月22日『ドラマ』
チューリップつぼみゆらゆら揺れているいろいろあった地球の中も/井筒ふみ
「ドラマ」っていう題から、
「チューリップ」と「地球の中」が引っ張り出せるって
すごいなって思います。
「チューリップ─つぼみゆらゆら揺れている/いろいろあった/地球の中も」
で四つに切れる、
「いろいろあった地球」じゃなくて
「いろいろあった」「地球の中も」
と四句と結句は切れていると読んだんですが、
どうなんでしょうか。
「ドラマ」は多分、
四句の「いろいろあった」の部分に秘められてて、
例えばチューリップの球根が、
芽を出す以前のドラマとか、
そういうものかも知れないし、
だいたいそのぐらいの時期の、
このチューリップの揺れを見ている人物の個人的なドラマ
とかかも知れませんが、
地面の下とかじゃなくて、「地球の中も」って
いきなり大きく出ちゃうところが
ちょっと虚を突く感じで面白いなって思います。

2017年07月08日『ほころび』
ほころびは無限に連鎖していってもはやフリンジでしかない人/井筒ふみ
このうた、めちゃ面白いなって思います。
「人」に対して、
「もはやフリンジでしかない」
っていう描写ってありますか。
最初はちょっとした「ほころび」、
ささいな行き違いとかちょっとした喧嘩とか、
そのぐらいだったのが、
織物がほどけていくように、
どんどんほころびが進んでいって、
もう修復不可能
なら当り前のところを、
そこすら通り越して、
相手の人がもう
まともに人と認識出来ないぐらいにまでしちゃう。
こういう非常さと非情さ、
面白くて怖いなぁって思いました。
想像すると等身大のフリンジとか
もう目にうるさいだけだなとおもうと、
余計に怖いですね。

2017年07月11日『『ソフトクリーム』または『針』』
アタマから落下していくクリームが夏の路面にえがく顔文字/井筒ふみ
ソフトクリームを地面に落としてしまって、
あっ!
ってなることって
まあ割とあるある的なエピソードですが、
それが
「顔文字」を描いていた
っていう。
ありそうでなさそうな感じが
なんか面白いなって思います。
ちなみに「顔文字」って
わたしは古い人間なので、
いわゆるアスキーアート的なやつをまず想像しましたが、
もしかしたら黄色いスマイルマークみたいな
そういう顔文字なのかもしれません。
どんな表情の「顔文字」だったかは
あんまり関係なさそうに思えて
作者と落ちたソフトクリームの距離感があって
そこがなんともいえない味があるなぁって思います。

2017年08月04日『ヒマワリ』
ヒマワリがあっちをむいて咲いているわりとヒナタの人生なのに/井筒ふみ
「ヒマワリ」と「わりとヒナタ」の
ほんのりした言葉遊びが楽しい感じのうたって思いました。
人間だったら「わりとヒナタ」ぐらいの人生だと
これはかなり生きやすそうで、
なんだよ、そんなひねた態度取らなくてもいいじゃん
って思っちゃうけど、
「ヒマワリ」だったら、
もしかしたら「わりとヒナタ」ぐらいでは
全然足りないのかもしれないなぁ
とか考えちゃいました。
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