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しま・しましま

Author:しま・しましま
こんにちは
しま・しましまです。
2014年冬から短歌を始めました。
主にうたの日とツイッターで短歌をしてます。
コメントとかすごくよろこびます。

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うたの日の人々 <宮嶋いつくさん>

宮嶋いつくさんのうたの日の出詠は1000首超。
うたの日初期からの参加者ですね。
大先輩だなあって思ってますが、
わたしにとって初リアル歌会に
誘ってくださったのも宮嶋さんで、
ホントありがたく思ってます。
宮嶋さんのうたは、
意外性のある面白さ、
知る人ぞ知る系あるあるの面白さ、
郷土を詠んだうた、
などいろいろとあるんですが、
まとまったものを読んで行くと、
なんとなく作者像が
ふわっと浮かんで来るような気がします。
作者=主体
という意味じゃなくて、
題材にするものの方向性とか
そういうモノの見方的なところの作者像。
ちなみに、
わたしが一番好きな宮嶋さんのうたは
舌平目のエマニエルのうたなんですが、
これはもう何度も書いているので
今回は外しました。


2014年08月22日『蝉』
一段とすごいシチューができました蝉のぬけがらブイヨン仕立て
「蝉のぬけがらブイヨン仕立て」
なかなかインパクトのあるシチュー。
言葉の面白さと
「蝉」という題からの
文字通り料理の仕方の意外性が
楽しいうたですが、
なんとなく、
その光景がふわっと浮かんで来るところが
いいなって思います。
「一段とすごいシチューができました」
っていう上の句、
小さな子供のままごとに
付き合って、
さまざまなシチューをいただいてきた人が
更に驚くシチューだった、
って感じがするんですよね。
勝手な想像ですが、
蝉のぬけがらの盛られたお皿と、
幼い子供と大人の主体
っていう光景が楽しくていいな
って思いました。

2015年01月28日『ジャンパー』
ジャンスカに着られてる君 二週間前には私服で通ってた道
このうたの「ジャンスカ」は
学校の制服かなって想像します。
「二週間前には私服」
ってあるので、
小学校から中学校へ
って感じかな。
ジャンスカ、ジャンパースカートって
たしかにサイズが合わないと
「着られてる」感でますよね。
中学校入学時なら、
これからまだ成長するかもって
すこし大きめに制服を仕立てることも
あるんじゃないかなぁ。
その「着られてる」感を感じるってことは
主体は多分「君」よりも年長なんだと思います。
例えば娘、妹、姪。
「道」でそんな感慨を抱くっていうところから、
娘というよりは少し距離感のある
妹とか姪かなぁ。
あたたかい眼差しがいいなって思ったうたでした。

2015年05月31日『ビール』
愚痴を吐く相手もおらず注ぎ足したビールの泡のインフレーション
このうたは、
当ブログで感想書かせてもらったんですよね。
感想書いた作品って、
やっぱり記憶に刻まれますねー。
このうたの面白さは、
「愚痴を吐く相手もおらず」
からの
「ビールの泡のインフレーション」
かなって思います。
単にビールの泡がコップから溢れる
っていうんじゃなくて、
泡が泡を呼んで、
どんどんどんどん
泡部分だけが上昇してしまう
みたいな感じとわたしは取りました。
実際のところ、
「愚痴を吐く相手もおらず」
なので、
多分、主体は愚痴を口には出してなくって、
その自分の代りのように、
ビールはなんだか
次から次へ泡ばっかりになってしまう。
そういうトホホな感じと、
どうせ自分が飲むビールなんだから
泡ばっかりでもいいか
って適当に注いでる主体が浮かんで来るようでした。

2016年02月17日『兄』
「兄さん」と呼ぶ習慣が付いていて甥が我が名を覚えずにいる
ほんのりとしたトホホ感があって
しかも可愛らしい感じで
いいなって思ったうたでした。
幼い甥っこなんでしょうね。
他の家族がみんな
主体のことを「兄さん」と呼んでいるので、
「兄さん」って人なんだって思っちゃってる。
たまに、名前を教えてみるけど、
あっさり「兄さん」に戻っちゃう
みたいなのを想像すると
うふふって楽しくなります。
わたし実は家族を詠んだうた、
けっこう好きなんですよね。
それが実景であっても、
そうじゃなくても、
作者の脳裏に、
この人っていう
具体的な人物が浮かんでいそうな
そういう家族詠って
作者と詠まれた人物との関係性とかが
覗われるようで、
味わい深いなぁって思います。

2016年03月16日『ピンク』
着メロのピンクパンサー流れだしただの散歩じゃいられなくなる
まず「散歩」してる
っていう状況がいいなって思います。
3月中旬、
(とは限らないけども)
ほんのり春らしくなった風景を眺めながら
のんびりと散歩をしてて、
突然流れる着メロの「ピンクパンサー」。
そこから
「ただの散歩じゃいられなくなる」
って、面白いですよね。
散歩は散歩なのか、
っていうか、
ただの散歩じゃない散歩ってどんなんだ
みたいな。
ところで
わたしはこの散歩の足取りを、
アニメのピンクパンサーでも
クルーゾー警部でもなくて、
ドリフの泥棒コントで想像しましたが、
年代の所為でしょうか。

2016年11月28日『引』
アスリートなら引退を考える歳と鏡のおれにつぶやく
めちゃ身につまされるうたでした。
主体は何歳ぐらいでしょうか。
「アスリートなら引退を考える歳」
スポーツによっても違うとは思いますが、
まあ、
そろそろ何かしら
ラインが引かれそうな年齢の主体が
鏡を前にして
「アスリートなら引退~」
って考えてしまうって
切ないなぁって気がします。

2016年12月21日『結』
大凶のおみくじばかり結ばれた木が荒神の自我を持つ夜
うたの日で♪を入れたうたでした。
「荒神」、
これは「こうじん」ではなくて
「あらがみ」と読ませるのかな
って思いましたがどうでしょう。
台所の神様的な荒神ではなくて
いわゆる荒魂(あらみたま)的な。
「大凶のおみくじ」が
何か悪い気を発する
っていうこともないかとは
思うんですが、
ふと
「大凶のおみくじばかり結ばれた木」を
見た主体は、
そこにいつか
「荒神の自我」が芽生えるんではないかと
夢想した、
みたいな感じがいいなって思いました。
それが「夜」である
っていう夢想のしかたも雰囲気があって、
なにか敬虔な思いと、
荒々しいものの誕生への憧れみたいなものが
感じられるうたって思いました。

2017年02月12日『ハンバーガー』
はじめての感動を思い出せないしもう近隣にドムドムがない
「はじめての感動を思い出せない」
「もう近隣にドムドムがない」
は、「し」で繋がってはいるんですが、
「はじめての感動」が思い出せないことと、
今はもう近隣にドムドムバーガーの店舗がない
ってことに
直接の因果関係はないのかなって思います。
俳句用語でいうと
二物衝撃、といいますか。
でも、
ほんのりと
主体の記憶の中に、
初めて食べたハンバーガーの感動、
それが
ぞうさんマークのドムドムバーガーだったこと
が、あるのかもしれません。
「はじめての感動を思い出せない」
なんて言うけども、
本当はそれは強がりなのかも
って思ったりもするうたでした。

2017年05月23日『忘れたこと』
あとひとつヒントくれたら先生はきみの名前を思い出せます
うわっ切なっ!
って思うのと、
この先生のぬけぬけ感が
めちゃおもしろいなって思ったうたでした。
名前を思い出せないだけじゃなくて
「あとひとつヒントくれたら」
っていう
どう考えても情けない感じなのに
めちゃ堂々と
「名前を思い出せます」
とか
ひどすぎて面白すぎるなって。

2017年09月06日『三日月』
月山に三日月かかる 艱難を乗り越えてゆく意志はあるのか
「月山」、
山形県にある月山かも知れませんが、
同時に
月山富田城の月山だなあ
って思います。
「三日月」で「艱難」ですし。
これは
尼子義久の家臣、山中鹿之助が
念頭にあるんだろうなって思います。
「我に七難八苦を与えたまえ」と
三日月に祈ったっていう
山中鹿之助。
ひるがえって、
自分自身はどうだろうか
多分、何か目標が出来てて、
でもそこへ向っていくのに
「艱難を乗り越えて」まで行く
その気概があるんだろうか……
みたいな感じを想像します。
「意思はあるのか」って
自分のことなのに、
まず意志の確認をしてしまう感じ、
正直な人だなぁって思ったりもしました。
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コメント

しまさん、取り上げていただきありがとうございます。取り上げてくださった歌、性質が様々なものであることや、互選時にあまり点が入らなかったものもあげていただけて、励みになります。
今後ともよろしくお願いします。また、歌会を一緒に行いたいですね。

Re: タイトルなし

今回は挙手していただいてありがとうございました。
楽しく読み返して書きました。
また歌会しましょう!

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